クラウンローチ
Chromobotia macracanthus
- 種類ドジョウの仲間
- 体色黒、オレンジ
- 性格温和
- 水質酸性~弱アルカリ性
- 水温20~30℃
- 寿命10~30年程度
- 分布ジャワ島
- サイズ15~30cm程度
- 泳ぐ所下層
- 通称名クラウンローチ
特徴
黒とオレンジの縞模様が可愛いアユモドキタイプのドジョウの仲間。
かつての熱帯魚の王様で初入荷時はかなりの高値で取引されていたとか。
やや気が強い種類で目の下に棘(眼下棘)があります。
眼下棘は普段は格納されていますが、身の危険を感じた際などに伸ばします。
底層魚と混泳させると眼下棘が刺さることがあるので注意しましょう。
暗がりを好むので土管のような隠れ家を好みます。
複数匹で飼育すると鮨詰め状態で隠れるので可愛いです。
自然下では30cm前後まで成長しますが、水槽で飼育していると15cm程度でストップすることが多いです。
長寿のお魚として知られているのでじっくり飼育しましょう。
小さなスネールを食べてくれるので数匹入れておけば気にならなくなります。
ひっくり返っていることがありますが仕様です。
水草水槽への適正
柔らかな水草の新芽などを食害することがあります。
まったく入れられないレベルではありませんが、葉の硬い水草がメインのレイアウトに向きます。
水槽サイズ
30cm以上の水槽がおすすめ。
お掃除屋さんの適正数はこちらの記事で解説していますのでご覧ください。
おすすめの餌
- 顆粒タイプ
- タブレットタイプ
こちらのタイプの餌がおすすめです。
基本的に底層にいることからすぐに沈むタイプの餌を与えましょう。
混泳水槽で顆粒タイプの餌を与えると、他のお魚に食べられてしまうことがあります。
その場合は粒感の大きいタブレットタイプの餌を与えましょう。
繁殖方法
卵生です。
水槽内での繁殖例をほとんど聞かないため難しい種類と思われます。
注意する病気
- エロモナス症
- カラムナリス症
そこまで病気になるお魚ではありませんがこちらの病気に一応注意しましょう。
底床に常に接していることから底床に汚れが溜まり過ぎると細菌性の感染症になることがあります。
水作プロホース(使い方を動画で見る)などで適度に掃除をして底床に汚れが溜まり過ぎないようにしましょう。
主な分布域
分類
アユモドキ科 クロモボティア属 クラウンローチ