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どうも、プロアクアリストの轟元気(@ordinaryaqua)です。
本記事では「仕事が上達する4つの壁」について解説します。
これからアクアリウム業界で働きたい方のために、普段から私が意識している一つの考え方を書き出してみました。
「知る」 → 「やる」 → 「できる」 → 「習慣化」
という4つのステップを繰り返すことで、どんな事柄もブラッシュアップすることができますよ。
学校を卒業すると「自分で自分を育てる」ということが学生の時以上に大切になります。
常に学ぶ姿勢を忘れずに、いつか「達人」と呼ばれるようになる日を目指して努力を続けてください。
本記事は概念や哲学的なことをお伝えするために書きましたので具体例を欠きます。
それでもいつもと同じく、私の実践から得た知見を元にしています。
これからアクアリウム業界で働く方のお役に立てたら幸いです。
どんな事柄も知ることから全てが始まります。知らないと先へは進めないのですが、「知らないことを知らない状態」にあると勉強する気にもならないので一向に上達しません。
チャレンジすることで初めて「できるかできないか」の判断ができます。結果、できないとしても何故できなかったのかを考えることで、新しい「知る」に出会えます。行動力が有りチャレンジ精神の豊富は人はどんどん成長してゆく理由はここにあります。
ここまで来て初めて自分の成果と向き合うことができます。できなくても悲観する必要はありません。「知らないこと」が見えているはずなので、勉強し直して再チャレンジです。
1度達成した「できる」は習慣化することで、さらに磨きをかけることができます。同じ作業でも新たな気付きがあるはずなので、新しい知見を元に1の壁から進んでゆきます。これを繰り返せば自然と成長できますよ。
4つの壁はどれも等しい難易度です。
人はそれぞれ得手不得手がありますので苦手なところが一番難しくなるはずです。
まずは自分の強みを探すことから始めると良いでしょう。
知るということは、自分の脳みその中に入れるということです(インプット)。
ここで躓いてしまうと先に進むことができません。
「知らないことを知らない」「分からないことが分からない」状態にあると、いつまで経っても壁を超えられないので常に新しい情報を求める姿勢が重要です。
自分に合った情報の集め方があるはずなので、まずはそれを探すと良いですよ。
大別すると「読書」「誰かに教えてもらう」「見て回る」などの方法があります。
- 本を読む
- 教えを受ける
- 見て回る
などなど
僕は圧倒的に読書派です!
ある分野に精通している方は謙虚な方が多いように感じます。
これは多くの1の壁を超えた結果、自分の「知っていること」と「知らないこと」を熟知しているからだと思います。
知っているからこそ、まだまだ自分には知らないことが多いという事実を受け入れているということでしょうか。
やる」とは行動に移すことです(アウトプット)。
行動して初めて頭に入れたもの(1の壁)が血肉になります。
やらないことには体得できませんのでいつまで経ってもできるようにはなりません。
失敗を恐れずチャレンジする方が結果的に成長できる理由はここにあります。
- 書く
- 人に教える
- 作る
などなど
とりあえずやってみようの精神は強いですよ!
運動部にいた方は共感していただけるのではないかと思うのですが、基本的に運動部って「やる」「やらない」の考え方ですよね(部によって違いはあるかもしれませんが)。
2の壁攻略に必要な「やる」ことに抵抗が無い方は成長力が高いと言えます。
そのため、最初から「とりあえずやってみる思考」ができる方は重宝されますよ。
「できる」か「できない」かの壁ですね。
知って、チャレンジして初めて結果と向き合えるようになります。
できなかったとしても、再度勉強して再チャレンジすれば良いだけですのでご心配なく!
「知って」から「やる」ことでより多くのことを学べます。
できたにしろ、できないにしろ新しい知見が手に入っているはずですので、次のステップに(1の壁から再チャレンジ or 4の壁)進みましょう。
- できない理由を調べる
- 他の方法を試してみる
- できるまでチャレンジする
などなど
結果と素直に向き合うことが大切です!
継続できるかどうかということです。
何度も4つの壁を超えることで、磨きがかかり洗練されていきます。
繰り返すことで新しい知見、学び、経験が手に入るはずです。
それをさらにアウトプット(書く、伝える、試す)していくイメージですね。
- 日頃のルーチンに組み込む
- 慢心しない
- 時にやり方を変えてみる(視点を変える)
などなど
「インプット → アウトプット」をずっと繰り返しましょう!そうすれば自然と成長できるはずです。
アクアリウムは定期的に換水をしないと維持できないことを知る
いざ、やろうと思ったらいろいろな疑問が出てきた。
- 換水量は?
- 水道水でも大丈夫?
- お魚は水槽にいたままでいいの?
買ったお店、ネットなどで調べて換水方法を知る
- 換水量は30%~50%程度
- 水道水でもOK。ただし水温を合わせる、塩素を中和する
- お魚はそのままでOK
バケツとホースを使って50%換水をしてみる
換水はできたけど、ホースから水を飲んでしまった。
もっと良い方法、道具はあるのか?
今度から定期的に換水をすることに。
次回は水を飲まないようにしよう。
以下、繰り返しです。
このように「換水」という簡単な作業一つとっても、何度もブラッシュアップすることができます。
学び続ける謙虚さを失わなければ、どこまでも成長できると信じています!
1の壁「新しい情報を取り入れる」
↓
2の壁「実践する」
この流れが無いと、どんなものも上達しません。
常に「新しい知見に触れる」「それを行動に移す」ということを忘れないようにしましょう。
これが成長の源泉です。
「新しい情報に触れる」「それを実践する」これを許容してくれる場所に身を置くことも重要です!
「読書」が最も簡単な1の壁攻略法だと考えていますが、どうしても読書は苦手という方もいるはずです。
そんな方は「誰かの教えを受ける」というのが一番の近道かもしれません。
「自分の尊敬する人」「尊敬する人が尊敬する人」などが候補になるかと思います。
誰かの教えを受ける場合、情報を引き出す「質問をする力」があると良いですね。
その道のプロと呼ばれる方達でも教えることが得意で無い場合もあります。
そんな方たちから情報を引き出す方法を学ぶと良いでしょう。
- 「自分の尊敬している人」などから教えを受ける
- 情報を引き出す「質問力」を学ぶ
方法はどうあれ「学ぶ」という強い姿勢は必要です!
残念ながら「行動」する以外に方法はないのでやるしかありません。
どうしても行動に移せない方は何が原因なのかをリストアップしてみると良いでしょう。
書き出してみると案外どうでもよい理由が並ぶはずです。
自分から動けないタイプなら厳しいスパルタ式の環境に身を置くことも有効かもしれません。
ただし、自分から行動できるようにならないと自力での成長は望めないということを忘れないでください。
- やらない理由をリストアップして検討してみる
- スパルタな環境に身を置く
行動あるのみです!
- 知らないということを知らない
- 分からないことが分からない
このような状況ではなかなか自力での成長が難しい場合があります。
まったく頭に無い発想、意識、考え方などに自力で到達するのは困難です。
手本となるような先輩、教育してくれる上司などに恵まれ無かった場合、自分でなんとかするしかありません。
でき得る限り新しい情報に触れる環境を作る、身を置くことが重要です。
「手本となるような先輩」「教育してくれる上司 」は貴重です。出会えたらラッキーくらいの感覚でいた方が楽かもしれません。
学生はお金を学校に払い教育を受けています。
言わば学校のお客様ですよね。
どんなに嫌な生徒であったとしても最低限の教育は受けられたはずです。
社会人になると今度は給料としてお金を受け取る側になります。
ただ席に座っているだけで授業が始まり教育を受けられるわけではありませんので注意が必要ですよ。
自分から学ぶという姿勢が無いと基本的に教えは受けられないと考えた方が良いでしょう。
研修制度などがある場合は最低限の教えは受けられるかもしれませんが、そこから先は自己責任になります。
「人に分かりやすく教える資質」というのは貴重です。
これから一緒に仕事をする人が教えるのが上手な人とは限らないので、そんな人からも上手に学び取る方法を考えることも重要ですよ!
- とりあえずやってみよう!
- チャレンジを恐れるな!
なんて言葉を一度は耳にしたことがあると思います。
これの正体は全て1の壁を超えるためにあります。
やってみて「できる」ならなにも言うことはありません。
習慣化してどんどん磨きをかけるべきです。
できなかったとしても
やる(2の壁) → できない(3の壁) → なぜ?→ 知る(1の壁) → やる(2の壁) → 今度はできる(3の壁)
という流れに乗れるので、できるようになるまでチャレンジすることができますよ。
チャレンジ精神が豊富な人は本当に有利です!
順調に仕事をこなしていけばいつかは後輩ができるでしょう。
そんな時は、まず1の壁、2の壁を超えられるよう、背中を押してあげてくださいね。
「新しい知見を受け入れる柔軟な心」「失敗を許容する余裕」を持って後輩に接してあげてください。
また、「知らないということを知らない」状況にあるなら、積極的に手本を見せる、伝えるなどしてあげましょう。
「情けは人の為ならず」です!
今回は「仕事が上達する4つの壁」について解説しました。
抽象的な表現になってしまいましたが、今回ご紹介した内容を実践していただければ確実に成長できるはずです。
最初は戸惑うかもしれませんが、徐々に慣れるはずです。
すぐに目に見えるような変化は無いかもしれませんが、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年、3年と経つうちに大きく変わってきますよ!
淡々と継続している方は気がつくと遥かな高みへ到達しています!
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