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どうも、プロアクアリストの轟元気(@ordinaryaqua)です。
オールガラス水槽を使う際は必ず下にクッションマットを敷きましょう。
ガラスが直接水槽台に接するよりも安全です。
スポンジ状マットは水槽が地震などで滑るのを防ぐ効果がありますよ。
ですが、いざ設置しようとすると滑りづらい分、苦労することがあります。
ちょこっとマットがはみ出て格好悪いなんてこともありますよね。
そこで今回はクッションマットを水槽に貼る方法をご紹介します。
貼ってしまえばズレることが無く、見た目もスッキリしますので便利ですよ。
- 設置が大変な大型水槽
- 頻繁に場所を動かす小型水槽
どちらの場合でも有益な方法です。
丁寧に解説しますのでぜひ取り入れてみてください。
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こんな感じの縁の無い全てガラスでできている水槽のこと。
見栄えが良いため、ここ最近では流通量の1番多いタイプの水槽です。
- 歪みを吸収
- 振動を吸収
- 滑り防止
こちらの3つがクッションマットの効果です。
オールガラス水槽は底面がモロに設置面に接触するため、ガラスを保護するものが必要ですよ。
基本的に水槽は「水平な場所」に設置する必要があります。
しかし人間が調整するので、どうしても完璧な水平とはならないことが多いのが現状です。
そこでクッションマットを敷くことである程度の歪みを吸収することができます。
地震発生時などの振動をある程度吸収してくれます。
またクッションマットを敷くことで水槽をガタつくを防ぐことができます。
クッションマットはとても滑りづらい素材なので敷くことで簡単に水槽が動かなくなります。
ガラスのまま設置してある水槽はツルツルと滑りやすいので地震発生時などに移動する恐れがありますよ。
使わなくてもすぐに水漏れするかというとそうでも無いです。
ただ確実に水槽の寿命は短くなると考えた方が良いでしょう。
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一時的な設置や水槽をマメに交換することを前提として使わないこともあります。
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オールガラス水槽を販売している多くのメーカーがこのような形でクッションマットを水槽とセットで販売しています。
基本的にはセットで付いてくるマットを使えばOKですよ。

とても透明度の高い美しいガラスが人気の「ADAキューブガーデンシリーズ」にはクッションマットが付属しないので注意しましょう。
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セットで付属しない代わりにADAからは専用のクッションマットが発売されています。
他のメーカーの付属で付いてくるマットと違い、厚くしっかりとした作りなのでより安定して水槽を設置することができます。
気になる方はこちらを別途購入して使うと良いでしょう。

水槽台 ⇒ クッションマット ⇒ 水槽
このようになるようにセットしましょう。
稀に砂利の下に敷いてしまう方がいますが、正しくは水槽と水槽台の間にセットするものですので間違わないように注意してください。
クッションマットは滑りを防止する分、1度設置すると動かしづらいので綺麗にセットするのが大変です。
また、基本的に水槽よりも大きめに作られているので
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端っこからマットが見切れて気になる、、、
なんてこともあります。
そんな時は両面テープを使って貼ってしまいましょう。
貼り付けてはみ出た部分をカッターでカットすると仕上がりが綺麗ですよ。
必要なもの、詳しい手順をご紹介しますので、ぜひチャレンジしてみてください。
- 水槽
- クッションマット
- 両面テープ
- カッター
- 下敷き
水槽

まずは水槽ですね。
今回例として使うのはこちらの「GEX グラステリア300」です。
クッションマット
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グラステリア300に付属するクッションマットをそのまま使います。
このようなガムテープ素材の両面テープがしっかり貼り付けられるのでおすすめです。
ホームセンターなどで簡単に手に入れることができます。
ご家庭に比較的あることの多いナイスタックなどでも代用できます。
こちらは接着力があまり強く無いので注意しましょう。
刃が大きなタイプのカッターが作業しやすいです。
刃はなるべく鋭いほうが良いので状況によって新しい刃に変えてください。
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カッターを使う際の下敷きです。
下敷きは最低でも水槽と同じサイズがあったほうが良いので、私は水槽を梱包していた段ボールで代用することが多いですよ。
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水槽底面が上にくるようにしましょう。
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
底面に両面テープを貼りましょう。
端っこは空けておくと仕上がりが綺麗です。
両面テープの保護テープを全て剥がしましょう。

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端っこから合わせながらクッションマットを貼りましょう。

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はみ出たクッションマットをカッターでカットしましょう。
途中で止まらず、一気にカットするのがポイントです。
これでクッションマットのことは気にせず設置できます!


上から見ると両面テープが見切れます。
砂利を敷かない水槽では見栄えが悪いですのでご注意ください。
何か底床を敷けば隠れて見えなくなるので問題ありませんよ。
地味なことですが、クッションマットを貼る作業はストレス無く水槽を管理する上で大切なことだと考えています。
早く水槽を作りたいのにマットがズレてイライラなんて嫌ですよね。
貼ってしまえばマット関連のストレスから開放されますので、ちょっと手間ですが最初に頑張りましょう!

水槽を移動する際に貼った効果を実感すると思います!
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