MENU

FIND!

水草レイアウターのための水草図鑑を作りました!水景のイメージ、欲しい水草の雰囲気から「直感」で選べるように作りましたので、お気軽にお楽しみくださいませ。

CLICK!

Ordinary-Aquariumおーでぃなりーあくありうむが気に入ったらクリックして応援していただけると嬉しいです。ランキングが上昇して記事執筆のモチベが上がります!「ブログ村」と「人気ブログランキング」へ参加中です!

 

轟 元気

 

皆さん初めまして。Ordinary-Aquariumの管理人「轟 元気」です。このブログでは実践的な「水草水槽の知識」「レイアウト手法」「アクアリウム雑学」を分かりやすく解説していきます。まずはこちらをお読みください!まだあまり公開されていない「手法」なども私が有効だと考えているものは積極的に公開していきます。記事を読んでみてご質問のある方はお気軽にコメントくださいませ。

FOLLOW ME!

「直感」で選ぶ水草図鑑を作りました!

【水草水槽向け】ろ過バクテリアvol3 ー生物ろ過が出来上がるまでー

前回に続き「ろ過バクテリア」について解説します。

今回は「生物ろ過の成熟過程」と「オススメのバクテリア剤」をご説明します。

ろ過バクテリアの増殖には底床から大きな影響を受けるので
・ソイル
・砂利、砂系
それぞれの場合を詳しく解説していきますよ。

バクテリア剤は「基本的には使わなくても大丈夫」なのですが「場合によっては役に立つケース」がありますので、一応、ご紹介しておきます。

vo1、vo2を読んで頂いた前提で進めていきますので、まだお読みでない方は、先にこちらから読んでいただくと、より理解が深まると思います。

「ろ過バクテリアvol1」へ飛ぶ

「ろ過バクテリアvol2」へ飛ぶ

はじめに
この記事は私がアクアフォレストのブログに書いたものを加筆修正したものです。

生物ろ過の成熟過程

セット直後から安定するまでの「ろ過バクテリアが殖え、生物ろ過が安定してゆく」過程を解説していきます。

ろ過バクテリアは「有機物の量」によって増殖スピードに差が出ます。そこで有機物量の多い「ソイル系底床」と少ない「砂利、砂系底床」を使用したそれぞれのケースに分けてご説明いたします。

また、ざっくりとではありますが「時間の流れ」と「管理者の感じること」も合わせて書いてみましたよ

ソイルの場合

1
セット初期(0~1ヶ月)
・ソイルに含まれる有機物を使い微生物が増殖する
・水の透明度が低い、匂いがある
・苔が多く発生する
・管理で一番難しい時期、ここで有益な微生物達を優勢に出来るかが今後の水槽コンディションを決める
・何か問題が発生した場合は換水にて対処するのが無難
・水の透明度が低い、匂いがあるからと頻繁にフィルターを洗ってしまうといつまで経ってもこの先へ進まないので注意
2
ほぼ安定期(1ヶ月~3ヶ月)
・有機物の減少に伴い、微生物の増殖スピードも落ち着く
・バイオフィルム、活性汚泥が安定し、汚れが分解され水の透明度が高くなり始める
・環境が徐々に安定していることを実感できる。コケも落ち着き、お魚、水草の調子も良い
・ここまでくれば一安心。ひとまずお魚の飼育、水草の育成が出来る環境
・でもフィルターをイジってしまうと次に進まないので注意
3
安定期(3ヶ月~)
・有機物量の減少に伴い、微生物の増殖が停止する
・汚れが自然と分解され少なくなる(完全には無くなりません)
・バイオフィルム、汚泥の凝集吸着作用が高くなる
・原生動物が活発に活躍するようになり、透明度のとても高い水になる
・水が入って無いように見えるくらい透明な水
・どんな種類のお魚も水草も育てられるんじゃないか?と感じるくらい調子が良い

砂利、砂の場合

1
セット直後(0~1ヶ月)
・生体のふん、残りエサ、枯葉等の蓄積により水槽内の有機物が徐々に増える
・有機物が少ない分、汚れの発生も少ない
・真っ新な状態からのスタートは汚れも無いので思っているほど問題が起きない
・なんだ、簡単じゃん♪と油断しがちなので注意
 
1
セット初期(1ヶ月~2ヶ月)
・蓄積した有機物を使い微生物が増殖する
・水の透明度が低い、匂いがある
・苔が多く発生する
・管理で一番難しい時期、ここで有益な微生物達を優勢に出来るかが今後の水槽コンディションを決める
・何か問題が発生した場合は換水にて対処するのが無難
・水の透明度が低い、匂いがあるからと頻繁にフィルターを洗ってしまうといつまで経ってもこの先へ進まないので注意
2
ほぼ安定期(3ヶ月~4ヶ月)
・有機物の減少に伴い、微生物の増殖スピードも落ち着く
・バイオフィルム、活性汚泥が安定し、汚れが分解され水の透明度が高くなり始める
・環境が徐々に安定していることを実感できる。コケも落ち着き、お魚、水草の調子も良い
・ここまでくれば一安心。ひとまずお魚の飼育、水草の育成が出来る環境
・でもフィルターをイジってしまうと次に進まないので注意
3
安定期(5ヶ月~)
・有機物量の減少に伴い、微生物の増殖が停止する
・汚れが自然と分解され少なくなる(完全には無くなりません)
・バイオフィルム、汚泥の凝集吸着作用が高くなる
・原生動物が活発に活躍するようになり、透明度のとても高い水になる
・水が入って無いように見えるくらい透明な水
・どんな種類のお魚も水草も育てられるんじゃないか?と感じるくらい調子が良い

ソイルと砂利はどちらが有利なのか?

一長一短なので一概にどちらが良いと決めることは出来ません。まとめるとこんな感じなので、作る水槽に合わせてお選びください。

初心者の方は「吸着系ソイル」「砂利、砂」を使うと失敗が少ないです。本格的なレイアウト水槽を作るなら「栄養系ソイル」がオススメですよ。

ソイルの特徴
  • バクテリア発生量は多いが立ち上げが不安定(特に栄養系ソイル)
  • 立ち上がるまでの時間が短い
  • 吸着系ソイルのなら立ち上げ時のトラブルが少ない
砂利、砂の特徴
  • 有機物が溜まるまでバクテリアは多く発生しない
  • 立ち上げ時のトラブルが少ない
  • 立ち上がるまでの時間が長い

フィルターはマメに洗わない

フィルターを頻繁に洗浄してしまうと「バイオフィルム」「活性汚泥」が崩れてしまうので、いつまで経っても「成熟した生物ろ過」が出来上がりません。

なるべく洗わないようにしましょう。

フィルターのお掃除は、目詰まりするギリギリくらいのタイミングが良いですよ。あまり神経質にならず「放って置く」くらいが丁度良いです。

有機物の蓄積→微生物の増殖→バイオフィルム、活性汚泥が発達→お水が綺麗に

という順序なので、微生物の増殖前に有機物を取り除いたり、バイオフィルム、活性汚泥が発達する前にフィルターを洗ってしまうと最初からやり直しになってしまいます。

「溜まった有機物」「バイオフィルム」「活性汚泥」は見た感じただの汚れなので取り除きたい気持ちは分かるのですが、ある程度ないと何時まで経っても綺麗なお水になりませんよ。

元気

グッと堪えて待ってみましょう。

水草水槽向きのフィルター

「マメに掃除をすると生物ろ過は成熟しない」
これを踏まえると水草水槽に向いているフィルターは頻繁に目詰まりしない「ろ材容量の大きいもの」が良いです。

  • 外部式フィルター
  • 底面式フィルター

こちらのタイプのフィルターが特にオススメですよ。

※45cm以下なら「内部式フィルター」「外掛け式フィルター」もオススメです。

目詰まりさせない工夫

フィルターが目詰まりしたら、さすがにお掃除をしなければなりません。そのため、生物ろ過を成熟させるためには「なるべく目詰まりさせない工夫」が必要です。

  • 生体の数を少なくする(お掃除屋さんを除く)
  • 汚れづらいエサを使う
  • エサは少なめに
  • ウールマットなど「物理ろ過材」を使わない

これらを管理に取り入れることでフィルターの「目詰まり」を少なくすることが出来ます。

注意
構造上、フィルターはいつか必ず目詰まりしますので「メンテナンスフリー」になるわけではありません!

どうしても上手くいかない時は

悪玉菌が優勢になっていると、お掃除しても、バクテリアが増殖するまで待ってみても「どうしても白濁が消えない、水が臭い」なんてことがあります。

そんな時は思いっきりフィルターを洗うと良いです。

「バクテリアを全滅」させるくらいのイメージで洗うか、新しいろ材に変えてしまいましょう。あとは、この後ご紹介するバクテリア剤を入れるなどして「有益なバクテリア」が優勢になるまで待ってみましょう。

元気

有益なバクテリアが優勢でないとキレイな水が出来ないのです。

オススメのバクテリア剤

オススメのバクテリア剤をご紹介します。

水草水槽の立ち上げの場合、必ず必要なものではありません。

特にマメに換水して立ち上げる方はあまり効果を発揮しなくなりますので、使わなくて良いですよ。何かの理由でマメに換水出来ない場合にお使いいただくと良いかもしれませんね。

いくつか試しましたが、最近はこちらのメーカーのバクテリア剤1本に絞りました。ここのものがあればコト足りると思います。

・SUPER BICOM 21PD(有機物分解菌)

SUPER BICOM 21PD

いわゆる有機物分解菌です。酸素の無い環境下では「脱窒」も行います。まずはこちらを入れてバイオフィルムを発達させてから下記のSUPER BICOM 78を入れると効果的です。

水草水槽の場合(特にソイルを使う場合)はセット初期に入れることで「白濁」を予防することが出来ますよ。

参考 SUPER BICOM 21PDバイコム

・SUPER BICOM 78(硝化菌)

SUPER BICOM 78

アンモニア、亜硝酸を分解する硝化菌剤です。バイオフィルムが発達していないと定着出来ないので「換水」すると排出してしまいますので注意してください。

参考 SUPER BICOM 78バイコム

バクテリア剤使用時の注意

  1. バクテリア剤を使えば「生物ろ過」が出来るわけでは無い
  2. 換水と相性が悪い
  3. 用量を守る

・バクテリア剤を使えば「生物ろ過」が出来るわけでは無い

お薬を入れれば「透明な水」になるわけではありません。バクテリア剤はあくまで補助をするものとしてお考えください。


・換水と相性が悪い

せっかくバクテリア剤を入れてもマメに換水してしまってはバクテリアを捨てることになってしまいます。週/1回程度の換水ペースでないとあまり効果を発揮しません。


・用量を守る

たくさん入れたら効果が増すものではありません。またバクテリアも酸素を必要とするので「酸欠」になるリスクが高くなってしまいます。必ず用量を守りましょう。

まとめ

まるで水が無いかのように見えるほどの「透明な水」
憧れますよね!

これを作るにはろ過バクテリア達の力を借りた「生物ろ過の成熟」が不可欠です。目に見えない部分の動きなので最初はなんのことだか分からないかもしれませんが「1本の水槽を初めから、終わりまで管理する」ということを何度か繰り返すうちに、徐々に感じ取れるようになりますよ。

経験値が貯まるまで頑張りましょう!

元気

お掃除しすぎないことがコツです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Instagram
YouTube
Facebook
Twitter
Feedly
SHARE