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【それは浪漫】水草レイアウト用の流木を採集する方法

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自分で採集した流木を使ってレイアウトする。

水草レイアウトを趣味とする人なら1度は考えたことがあるのではないでしょうか?

今回は採集してきた流木を使う際のポイントをご紹介します。

「採集する場所」「あると便利なもの」「水槽に入れる際に注意すること」などを分かりやすく解説しています。

興味のある方はぜひご覧ください。

この記事の著者
轟元気

プロアクアリスト

轟元気

とどろきげんき

プロフィール

業界歴19年の中堅。現在は有限会社エイチ・ツーに所属し埼玉県坂戸市にあるアクアリウムショップ「e-scape」の店長をしています。本ブログ、Ordinary-Aquariumでは「水草水槽の知識」を中心に今までの経験を基にした実践的な知識、技術を初心者の方にも分かりやすく解説しています。プロフィール詳細リンク、転載、引用について

はじめに

安全に十分注意する

採集する際は安全に十分注意しましょう。

基本的に人気のないところで採集するので、何かあっても助けてくれる人は近くにいません。

できれば複数人で出掛けてお互いの安全を確認することをおすすめします。

私有地に無断で入らない

他人の土地に無断で入らないように注意しましょう。

訳を話せば快く頂けたりもします。

トラブルを避けるために気持ちの良い挨拶を心がけましょう。

下処理が大切

基本的に下処理をしないと水槽で使えません。

  • アク抜き
  • 活性炭の使い方

の知識は最低限必要ですのでしっかり予習しておきましょう。

流木を探す場所

こちらの3つが主な探し場所です。

微妙に落ちている流木のタイプが違うのでお好みの場所を探してみましょう。

ダムの配布を利用する

ダムの流木

とあるダムにて手に入れた流木。

120~150cmクラスの水槽でレイアウトするのにちょうど良さそう。

機会があったら大きなダムがある方は行ってみると面白いと思います。

場所によりますが「切株」「薪」等のカテゴリー別で配布していてとっても親切です。

アクアリストだけでなく様々な方が来るので初日で良い形の流木は無くなってしまう事が多いです。

配布時期も「大雨の後」等、突然あったりもするのでHPをマメにチェックすると良いでしょう。

ポイント!
  • 大型流木多数
  • ライバル多し、早い者勝ち
  • 配布は突然

川辺を探す

沢の流木2
沢の流木1
沢の流木3

沢を探すというよりは、川辺りの木の根が露出した当たりが狙い目です。

決して当たりの流木は多くないので期待しすぎるとガッカリするので注意しましょう。

蔦状、細く入り組んだ形の流木を探すなら沢がおすすめです。

ポイント!
  • 木の根を狙う
  • 数は少ない
  • 蔦状、入り組んだ形の流木が稀にある

大きな川

河川の流木1
河川の流木4
河川の流木2
河川の流木3

こちらも川辺りを探すのがおすすめです。

流域面積が広いので地道に足を使いましょう。

大きな河川の脇は湿地になっているので足元には十分注意して下さい。

直線的な流木を探すならココが一番だと思います。大小見つかると思いますよ。

ポイント!
  • 広いので歩くの大変
  • 湿地に注意
  • 直線的な流木が多数ある

海岸

海流木

海無し県に住んでいるため海で採集した流木を使ったことがありません。

そのため正確なところは分かりませんがたくさん採れるみたいですね。

「フジツボ等の処理」「塩抜き」が大変そうですので水草水槽には不向きかもしれません。

フジツボ等の殻は水質を大きくアルカリ性に傾けます。塩は水草の天敵です。

どちらもしっかり下処理しないと水草水槽には使えないでしょう。

家具やお庭の飾りとして面白いと思います。

ポイント!
  • 色々な流木が採集できそう
  • 下処理が大変かも

あると便利なもの

  • 僻地へ行く
  • 運搬

のために必須だと思います。

基本的に駐車場は無い考えてどこに車を止めるか確認してから出掛けましょう。

砂利道を通ることもあるので四駆がおすすめです。

元気
元気

私は普通の軽で行っています。無茶しなければ結構探せると思いますよ!

手袋

こんな感じの作業用の手袋がおすすめです。

薮をかき分けたり、流木を掴んだりと手を守るものがあった方が良いです。

入れ物

集めたものを入れておくカゴがあると何かと便利です。

折りたたみ式のものはスペースを節約できますが強度は劣ります。

農業用の採集コンテナは丈夫で長持ちしますよ。

元気
元気

僕は採集コンテナを庭に並べて石や流木をストックしています!

長靴

必須ではありませんがぬかるんだ場所も多いのであると便利です。

わたしは動きづらいためあまり使っていません。

もし気になるなら一緒に持っていくと良いでしょう。

流木採集に向く時期

秋~冬がおすすめです。

川辺りの草が枯れて探しやすいです。

心が折れるくらい寒いので防寒対策はしっかりしてお出かけ下さい。

注意

雪深い地域の方は雪解け後、若葉が芽吹く頃が良いかもしれません。

採集した流木を水槽で使うには

  • 柔らかい部分を取り除く
  • アク抜き

柔らかい部分を取り除く

柔らかな部分は近いうちに腐るのでなるべく取り除きましょう。

形が変わって格好悪くなる場合はそのままレイアウトに使っちゃうこともあります。

このあたりはレイアウトと維持管理を天秤にかける感じなのですが、私はレイアウト優先でやってます。

アク抜き

バケツで流木をアク抜きする様子

基本的に市販されている流木よりもアクが出ます。

そのため前もってアク抜きした方が無難です。

アクがずっと出続けるものも多いので「活性炭」を使って常時アクを取り続けるようにすると良いでしょう。

水槽で使うときの注意点

  • 基本的に浮く
  • 腐る
  • 活性炭を使う
  • サイズを調整する

基本的に浮く

「最初から沈む」という希望は捨てましょう。

固定する、重石を抱かせる等の対応が必要です。

しばらくすると沈むのでそれまでの辛抱です。

流木用に用意した重り

こちらはIAPLC2019に出品したレイアウトを作る際に流木に付けた重りです。

シャックルという工具で代用しました。

腐る

腐ってバラバラになってしまうものもあります。

今までそれで水質悪化してどうにかなった事はありませんが、一応、注意した方が良いでしょう。

活性炭を使う

活性炭は水槽内の「有機物」を吸着します。

アク、腐って水質悪化の両方に効果があるので、採集流木を使うなら常時フィルターの中へ入れておきましょう。

キョーリン ブラックホール

おすすめの活性炭「キョーリン ブラックホール」。水の濁り、臭いなどにも効果があります。

サイズを調整する

ダムの流木
  • 形は最高なんだけど大きすぎる、、
  • 一部分だけは格好良いけど、、

なんてときは流木を切る・接着するなどして加工するのもありです。

今の水槽に入らないなら思いきって加工しちゃいましょう。

採集流木それは「浪漫」

流木を自分で拾い集めることは採集、下処理にとても手間がかかる割にリスキーです。

それでも私は自分で採集した流木をレイアウトに取り入れています。

これはもう「効率」とか「理屈」ではなくただの「浪漫」です。

アクアリウムは趣味の世界ですから、こういった楽しみ方もあって良いのではないでしょうか?

皆さんも機会がありましたら、是非、流木を探しに出掛けてみてください。

一味違ったレイアウトができますよ。

元気
元気

オリジナリティ溢れる水草レイアウトができます!