どうも、プロアクアリストの轟元気(@ordinaryaqua)です。
本記事では「IAPLC2019に出品した水槽の作り方」をご紹介します。
vol2は「植栽と注水」です。
前回の続きを順を追って解説していきます。
分かりやすく解説していきますので、興味のある方はぜひお読みください。
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採集流木はかなりアクが出ることがあるので、植栽前に念のため、水に晒します。

「3日漬ける ⇒ 換水」を2回行いました。
かなり出るかと思ったんですが、ぜんぜん出ませんでした。ラッキー!
排水して植栽に移ります。

ここのところ、ウィローモスを巻く、接着するのでもなく、「塗る」ようにして活着させることが増えました.
小さな容器に水とモスを入れてハサミでみじん切り ⇒ ハケで水ごと塗っていきます。
※ミスト式で立ち上げる場合限定の活着方法です

塗るとこんな感じになるはずです。
モスの量はレイアウトイメージに合わせて調整してくださいね。
この活着方法、勝手に「モスペインティング」と呼んでいます。
このままミスト式で管理をすると「1週間~10日程度」で活着しますよ。
今のところ、ウィローモスでしかやったことが無いのですが、活着力の強いモスなら同様にできるはずです!

粗目の川砂なので、ニューラージパールグラスは植えずに石に巻きつけました。
ショートヘアーグラスは石の隙間に挟む感じです。
大丈夫です。これでもちゃんと育ちますよ。

広がって成長するので、ある程度感覚を空けて並べます。

ヒロハノエビモを石の隙間に配置するします。
植えられるスペースが無いので、鉛巻きにしておくことにしました。

鉛巻部分が見切れると格好悪いので、見えないように配置します。
このタイミングでミスト式を切り上げて水を張っています。

川辺りに生えている雑草(名前分からず)を植えてみることにしました。
こんな感じのやつを引っこ抜いてきました。
秋に獲ったのであまり綺麗じゃないですが、夏場は爽やかな雰囲気で素敵なんですよ。

植えるというよりは流木の上に置いた感じです。
1週間くらいで芽が出てきました。
イメージ通りに育つのか楽しみです。


これは夏に撮った近所の川。
こんな感じになるのを想定しています。

1ヶ月も経たずにこんな感じに茂りました。
ソーラーRGB直下ということもありますが、育成は簡単ですね。
ほんとに川辺りに生えているただの雑草なんですが、川岸の雰囲気を演出するのにピッタリの植物でした(雑草すぎて図鑑に載ってない!)。
これからどんな成長をみせるのか楽しみです。
次回は「水草の育成」と「完成カット」の撮影までご紹介します!
元気